グーグルヘルス(google health) 02/29
このブログを読まれている方なら、もちろんgoogleはご存知だと思いますが、今回googleが試験的にgoogle healthを開始するそうです。
今までgoogle earthやgmailなど画期的なコンテンツを提供し、You Tube など先進的な会社を買収してきたgoogleですが、いよいよ健康や医療という切り口からビジネスを展開してきました。
病気やお薬や治療に関することは難しい医学書読むより、ネットで検索したほうがわかりやすい説明ありますもんね。また、患者カルテという観点からすればすべての加療記録やCTなどの画像記録、アレルギー情報が一元化されればムダな検査や診察も省けます。
加えて遠隔医療やセカンドオピニオンを取るという点からも有益なサービスと思います。
googleのすごいところは、検索というフィルターを使って、世の中の人が何に関心を持っているのかが、すぐにわかるという点です。
ユーザーの検索という行為をサーバーの向こう側からみれば究極のマーケティングですからこれほど強いものはないですね。各個人のニーズもウォンツも丸わかりですから・・・。
こうして検索ワードを解析した結果、人々の興味は医療・健康であると思い至ったわけですね。
まあ商売する人間からすると
「健康」、「金儲け」、「性にかかわること」、「ダイエット」、「美容」、「ファッション」、「食べ物」は太古から変わらぬニーズですので当たり前と言えば当たり前ですが・・・。
ただ、今回注意しなければいけないことは、googleのサーバーに一度送られた医療記録や病歴、健康情報や検査記録、あるいは悩んでいる病気などの情報が蓄積されてしまうことです。例えこちらが検索・登録したこと自体忘れていても、サーバーに蓄積されたデータは永久に残されています。
当然、この情報を喉から手が出るほど欲しがっている会社があります。
その最たるものは「保険会社」でしょうね。
保険は究極的にはデリバティブの「長期オプション」を売っているのと同義なのです。
リスクとリターンを緻密に計算してトータルで絶対に負けない保険商品を販売しているわけです。
顧客が支払うのが保険掛け金。オプション用語で「プレミアム」。
最終的に何事もなく保険の掛け金をもらう確率が保険金支払い発生確率より高いわけです。
もし、顧客の病歴・健康特性がわかれば、このオプションの売り戦略の期待値はさらに上がります。
このあたり、データが漏れなければいいのですが・・・・。
そう思うとグーグルって怖い会社ですね。
個人的に悔やまれるのは、グーグルの可能性を早くからわかっていたのに、IT関連の会社ということで、IPO後すぐに購入しなかったことです。トホホ。
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以前NHKの特集で放送されたものを書籍にしたものです。
グーグルという会社のことがよくわかります。
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